バリアフリーグルメ情報共有Quuzu作ったきっかけです。
ずっと前の忘年会シーズンに、別の地域に勤務の仲のいい同期が、うちの勤務地に出張してくるってことで、急遽忘年会するぞってことになったんだけど、同じ部署の同僚に車椅子を使ってるやすさんという人がいて、彼も呼ぼうってことになって、車椅子でも入れそうな店を探してて、探しても探しても見つからなくて、で、「なかなかみつかんねぇなぁ。」って話してたら、やすさん遠慮して、「今回はいいっすよ。体調もそんなに良くないし。」って。結局、同期だけで、忘年会をしたんだよね。
あの後、いろいろ考えて、途中で友達をあきらめたことも結構悲しかったし、なんか、こんだけネットが発展してるし、ネット自体そこそこ使いこなしてるのに、ろくな情報がみつからなかったのもなんだか後味が悪かった。
まあ、やすさんとはいつも会社で会うし、その後も付き合いはあるわけだけど、年明け2月ごろ、昼飯一緒に食ってるときに、今度こそいっしょに飲みに行こう(やすさん飲めないんだけど)って話して、「いいばしょないっすか?」「さがしときますよ。でも意外と情報ないんすよね。」「車で走ってて、あそこいけそうかなっておもっても看板にはなにも書いてないし。」「書いてあれば入れんのにね。」「サイトとかもホントに個人のサイトしかないし。」「携帯で探せるようなの誰か作ってくれないかなって車椅子仲間でいつもはなしてるんですけどね。」って・・・・。(-。-)y-゜゜゜・・・ニヤリ
少なくとも始めた当時、バリアフリーとか車椅子でお店に入れると言った情報は、車椅子ユーザー自身がせっせと後に続く人たちのためにという思いで作っているホームページぐらいしかなさそうでした。
車椅子ユーザー自身がそれぞれのホームページを作っていたのを少しでも楽にして、いろんなホームページにちょっとずつ情報がある現状を変えていけたらなとの思いで作りました。
そんなこんなで、(もちろん、仲間で、店探ししてるんだけど) 1年ぐらいほうっておいたら、次の年の忘年会の頃には何の苦労もなくお店が見つかるようになってたらいいなって思いを込めて、プライベートで仲間と始めたのが忘年会リベンジプロジェクトでした。
作ったサイトっていうのは、たとえば、「この間行ったあのお店、中はこんな感じになってたよ!」って情報を誰でも登録できて、共有、検索できるようなサイト。(検索の仕方は、色々考えています。これからもっとよくしていくつもりです。)
やっていてつくづく思いましたけど、車椅子の人のための情報って、ホントに個人のサイトしかないんすね。今でこそ、大手グルメ情報サイトでも少しずつ情報を置き始めてますが、少なくとも始めた当初はそうでした。もっといろんな企業がサポートしてたりしてるもんだと思ったし、おれらの検索の仕方が悪すぎるのかとおもってました。
そんなわけで始めたサイトです。言い訳がましいですが、本業のかたわらに空き時間を見つけてシステムを組んだり、バグ取りをしてたりします。
まだまだ至らないところばかりですが、生温かい目で見守っていただいて、出来れば情報集めにもご協力いただいて、心に止めておいていただければなと思います。